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Posted by 滋賀咲くブログ at

史跡・古墳のまち 高槻市

2013年07月08日

<高槻市役所。高槻市の中心街である。>


高槻市は大阪府の北東に位置しており京都府に面している。JRで大阪まで約20分、京都までも約20分であり、さらに阪急電車も通っている。通勤・通学に便利なベッドタウンとして人口約35万人を誇る市である。この高槻市には歴史的価値のある史跡や施設が数多く存在している。

<史跡新池ハニワ工場公園。筆者の家からは徒歩5分で行くことができる。>

JR摂津富田駅からバスで約10分、上土室というところに史跡新池ハニワ工場公園がある。高層住宅街の一画に再現された古代のハニワ工房と窯跡群であり、5世紀中頃から6世紀中頃までの約100年間操業していた、日本最古の最大級ハニワ生産遺跡である。ここでは、イラストや漫画、復元されたハニワによって小さな子でも古墳時代やハニワの作り方について学ぶことができる。また、年に数回ハニワ作り体験教室が開かれており、筆者も小学生のころ実際にハニワを作ったことがある。

<今城塚古墳の埴輪祭祀場>

上記の史跡新池ハニワ工場公園から歩いて約15分ほどのところには今城塚古墳公園がある。高槻市周辺は、日本でも有数の古墳群地帯であり、古墳時代初期から末期までの各時代の古墳が現存している。今城塚古墳は、淀川流域では最大級の前方後円墳である。この今城塚古墳公園は誰でも出入りが自由であり、少年が自転車で駆け回ったり、筆者も小学生のころに見学に行き、敷地内の公園で遊んだことがある。西向きの墳丘の周囲には二重の濠がめぐり、総長約350m・総幅約340mをはかり、日本最大の家形埴輪や精緻な武人埴輪が発見されている。今城塚古墳は、531年に没した第26代継体天皇の真の陵墓と考えられ、古墳時代の大王陵としては唯一、淀川流域に築かれた古墳だ。上の写真は今城塚古墳公園にある埴輪祭祀場である。この公園の最大の特徴であり、家、人物、動物など200点以上の形象埴輪が整然と並んでいる。

このほかにも、高槻市には歴史に関する史跡や施設が様々あり、その一部をグーグルマップ上に示した。

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こちらの写真は高槻市の航空写真である。昭和49年時、下が昭和57年時のものである。この2枚を見比べ、写真中央の田園が住宅地に変わったことがわかる。また、写真上部にある名神高速道路は昭和49年から通っていたとわかる。
  


Posted by なおき at 14:56Comments(0)